今回は飢餓、飢饉から世界を救ってみます。
ツッコミながら見てください。
目次
約30年後の2050年には、人口は90億人を突破する!?
これは国連の発表によるものですが、地球の人口は、現在の人口増加率から計算すると、約30年後の2050年には90億人に達すると言われています。
もちろん、人口が増えるということは、それに見合うだけの食糧が必要になります。
具体的な数字で言えば、現在の1.6倍程度にまで、食糧生産を増やす必要があるそうです。
しかし、食糧生産は増えるどころか、毎年減り続けていますし、食肉や農作物などを確保しようと思えば、土地や飼料が必要になります。
限りある資源の中で、現実的に考えて1.6倍というのは難しいといわざるをえないでしょう。
では、飢饉をしのぐために、われわれに出来ることはなんでしょうか。
個人でできることはほぼない
残念なことに、個人で世界的な飢饉に備えることはできません。
これはわれわれが突発的な天災に対処できないのと同じです。
たとえば、地震が起きることを予想して、家具を固定しておくとか、その程度の準備は可能でしょう。
今回の飢饉という災害においては、食糧をかいだめておく……などが、準備に該当すると思います。
しかし、これは当然その場しのぎに過ぎず、永遠に備蓄した食糧で生きながらえることはできないでしょう。
あ……1つだけありました。
個人にも出来る飢饉への備え!
国連は昆虫食を推奨している
国連は増え続ける食糧需要に対する切り札として、昆虫食を推奨する報告書を提出しました。
昆虫食は日本人にはあまりなじみのない文化かもしれませんが、そもそもわが国にもイナゴの佃煮を食す習慣はあります。
また、アメリカでは大量発生したセミを有効活用しようと「セミアイス」なるものを販売しています。
地域や国によっては、昆虫はすでに貴重なタンパク源として重宝されているのです。
でも、昆虫は食べたくない……
それでも僕は昆虫が食べたくないんです……
なんといっても、大好きなヒョウモントカゲモドキちゃんを飼うことを諦めている原因が、餌が虫だから、というぐらい虫が嫌いなんです……
では、昆虫食以外に飢饉を回避する方法はないんでしょうか。
飢饉に対する対策として、アフリカではこんなものがあるとか。
穀物とマメ科の木を同時に植える?
これは穀物と木の成長速度の差を活かした、単純ですが、画期的な方法です。
まず、成長速度としては穀物>木というような関係です。
穀物が先に収穫され、その後に成長した木が、土壌を豊かにするために必要な窒素と葉を落します。
そして、木の枝などは燃料として使われるそうです。
これを繰り返していくと、土壌は耕され、穀物を栽培するのに適した環境になっていくのです。
まとめ
昆虫食はあくまで、可能性の1つでしかありませんが、実際にそのような未来が来る可能性があります。
結局のところ、僕たちにできることは
「昆虫を食べる心の準備をしておく」
これに限るかもしれませんね。