秋になると、無性にナスが食いたくなる。
そんな著者です。
さて、今回は日ごろ思っていたことを書きたいと思います。
というのも、僕自身、服への関心が強いので、友達から購入の相談をされることがあるのですが、秋時期ぐらいになると、決まって聞かれるのが
「革靴買いたいんだけど、この革ってどうなの?」
いやね、まあ分かりますよ。
確かに、どうせ買うならいいもの欲しいよね?
だけど、レザーの品質よりも考えるべきことがあるんじゃないかね?
なので、僕はこれを聞かれると、こう返します。
「ねえ、それ去年も言ってたけどさ、そんな何足も革靴持っててメンテナンスはできてるの?」
これ言うと大体みんな黙るね。
ということで、今回は僕がオススメするシューケア用品についてお教えします。
全部そろえようと思ったら、Mモゥブレイ一択になる。
これが、僕のレザーメンテナンス用のポーチに入っている主なアイテムです。
他にはステイン・リムーバー用の布も入ってますが、割愛しました。
僕は茶系のブーツに変なこだわりがあって、補色をしないようにしているんですね。
だから、茶系のクリームは所持していません。
さて、この中で僕が本当に買うべきだと思うアイテムはそんなに多くありません。
まず左上の馬毛ブラシ
次に左側クリームの右側(白い蓋)のデリケートクリーム
次に左下のペネトレイトブラシ
最後に右上のステインリムーバー
これだけあれば、とりあえずOKです。
まず馬毛ブラシは日常的な汚れなどを落とすのに使います。
出来れば履いた後は毎回はらってあげるほうがいいでしょう。
次にデリケートクリームですが、僕の使っているものはMモゥブレイのニュートラルカラーになります。
こちらは無色のため、補色に使うことはできませんが、革の乾き防止のためであれば、これが一番だと思っています。
次のペネトレイトブラシに関しては、前述のデリケートクリームなどを靴に塗布するのに使います。
最後のステインリムーバーですが、これは少し頑固な汚れや、前回塗布したクリームなどを落とすのに使います。
基本的には布などに付けて使います。
以上のアイテムは、全てMモゥブレイというメーカーのものだけでそろえることができますので、迷ったらメーカー名で調べてみるといいかもしれません。
これだけ揃えれば、とりあえずはメンテナンスは大丈夫でしょう。
次に、著者流のメンテナンスの流れを説明します。
レザーシューズメンテナンスの流れ
もちろん、靴によって細かな方法は異なります。
今回は、僕のお気に入りのジョージアの茶芯のヴィンテージブーツを想定して流れを説明します。
コイツは古いアイテム(ちなみに約半世紀前)のため、買ったときは革が大分硬かったんですね。
なので、ミンクオイルをこれでもかと塗り込みました。
それに、前回もデリケートクリームを塗っているので、まずはクリームや汚れを落とすところからスタートです。
あ!その前に靴紐は外しておいてくださいね。
布に適量のステインリムーバーを取り、靴に満遍なく塗布していきます。
すると、布に汚れが着きますね。
付着する汚れが少なくなってきたと感じたら、表面を軽くキレイな布で拭いて、次のステップです。
次にペネトレイトブラシにデリケートクリームを適量着けます。
そして、靴の先端に向かうようにクリームを塗りこみます。
デリケートクリームの場合は、ある程度多くつけても問題ありません。
しっかり塗り込んだら、一晩置きましょう。
翌日、靴になじまなかった分のクリームが浮いていると思うので、それをキレイな布で拭きます。
これで、メンテナンス完了です。
慣れれば簡単にできるようになりますので、ぜひやってみてください。
これを定期的(1か月に1回~2か月に1回ぐらい)するだけで、靴がかなり長持ちしますよ。
では~