ヒカルが炎上中のVALU騒動は何が悪い?違法性について調べた。

ネクストステージ所属のyoutuberのヒカル氏、また、事務所を同じくするラファエル、いっくん両氏が起こした、通称「VALU騒動」

この件はテレビ番組でも取り上げられるなど、過去、日本国内でyoutuberが起こしたトラブルの中では、間違いなく一番の大騒動です。

では、具体的には何がいけなかったのでしょうか。

時系列とともに調べてみました。



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そもそも、VALUって何?

そもそもVALUってなんなのか。

調べればもちろん出てくるわけですが、やけに難しい文言が並んでいるので、かなりかみ砕いて説明すると……

法人ではなく、個人をベースとして発行される疑似株式

のことです。

株式というのは、株式会社が資金を調達するために発行される会社の小口所有権のことです。

株式を所有している人のことを株主といい、株主にはいくつかの権利が法律で約束されています。

その中には、配当金などの利益分配を受け取る権利というものが存在し、この内容は会社によって、かなり個性があり、例えば自社製品や割引券などを配布する会社もあります。

例えば、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドの株主には年2回、パークの入場チケットが配布されます。

問題のVALUですが、こちらはあくまで疑似株式になりますので、配当金を受け取る権利などは約束されていません。

VALUは運営側がユーザーに対し、ネット上での人気度(基準はツイッターのフォロワー数などによる)によって、疑似株式(VA)を割り当て、ユーザーはその疑似株式を売買し、必要に応じて現金に換金することもできる……というものです。

以上のシステムを構築しているWEBサービスをVALUというわけですね。

ヒカルが炎上している理由は?何がいけなかったのか。

今回問題になっているのは何か?ということですが、ヒカル氏は、騒動が起きる前日に「明日からVALUで面白いことをする」というような煽りツイートをしました。

これが優待示唆に思えるような内容であったため、ヒカル氏の株式の価値は急激にUP。

そして、翌日。

ヒカル氏の筆頭株主であるところのネクストステージ顧問の井川氏がヒカル氏(だけではなく、ラファエル、いっくんの株式も全て)の株式を全て売却しました。

更にその数時間後には、ヒカル氏が所有していた自分の全株式も売却し、あろうことか、前日の煽りツイートも削除したのです。

ちなみに、ヒカル氏がこの一連の騒動によって得た金銭は数千万円にのぼると言われています。

で、以上の

煽って株価を引き上げ

所持株式の全売却。

という行動がインサイダー取引にあたるのではないか?と話題になったわけですね。

インサイダー取引って名前は知ってるけど、どういうこと?って話ですが。

インサイダー取引というのは経営の内部情報を知りえる関係者が情報の公開前に株式を売買することをいいます。

この内部情報を知りえる者というのは、関係者本人と、関係者から情報を受け取った人間の主に2種類になります。

今回の場合は、まさにヒカル氏と井川氏が該当するわけですね。

さて、では、本当に今回の件はインサイダー取引になりえるのでしょうか。

インサイダー取引……といえるかは微妙。

インサイダー取引を違法としている根拠は、金融証券取引法にあります。

中には、このような記載があります。

【金融商品取引法第158条 風説の流布、偽計、暴行又は脅迫の禁止】

何人も、有価証券の募集、売出し若しくは売買その他の取引若しくはデリバティブ取引等のため、又は有価証券等・・・の相場の変動を図る目的をもって、風説を流布し、偽計を用い、又は暴行若しくは脅迫をしてはならない。

この、冒頭部分の有価証券という記載が問題になります。

有価証券とは

有価証券(ゆうかしょうけん)

有価証券とは、株式・債券・手形・小切手などを指します。有価証券はそれ自体に財産的価値を有します。
有価証券は譲渡することにより、その有価証券の持っている財産的権利を簡単に移転させることができるのが特徴です。
有価証券は、手形、小切手などの貨幣証券と運送証券、倉荷証券などの物財証券と株式、社債券などの資本証券の3つに分類されますが、一般的に有価証券といえば、資本証券を指していることが多いようです。

引用:SMBC日興証券

このように書かれていますが、簡単にいえば、有価証券には仮想通貨は含まれていない、ということなんですね。

実際に金銭的被害に合った人には残念ですが、最終的には換金できるとしても、実際に取引されているのは仮想通貨なわけですから、流れはインサイダー取引と判断されるようなものでも、これはインサイダー取引ではない!といえてしまうんです……

ヒカルの対応は適切だったのか?

ここまでで、法律的な話はおしまいです。

こんな堅い話ばかりでは肩がこりますしね。

ということで、今回のVALU騒動。

これに対するヒカル氏の対応は果たして適切だったのか。

ヒカル氏は騒動のあと、このようなツイートをしています。

文中で井川氏のVA売却と、今回の件は無関係、と明言されていますが、正直言って疑問が残ります。

騒動のあとに、井川氏はこのようなツイートをし、ネクストステージ(更に別事務所のVAZも)の顧問を辞任することを報告しました。

VA売却のタイミングといい、辞任のタイミングといい、偶然では済ませられない気はしますね。

詐欺罪にあたるかは別として、対応は誠意あるものとは到底言えませんよね。

ヒカル氏の今後の動向に期待するよりほかにはありませんが、何か動きがあり次第、記事をあげたいと思います。

では~



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