どうも、著者です。
変なデッキ使いすぎて負け越してます。
今回は、魔海土超越を紹介します。
魔海土超越とはなんぞや?
そもそも魔海超越を知らない人のために解説します。
超越とはいわずとしれた次元の超越です。
使うことでエクストラターンを得るというものですね。
この次元の超越、もちろん強いカードで、使っている人も多いです。
ですが、なかなか環境トップにはなりにくい……
それはなぜなのかと言えば、次元の超越は初期コストが18。
最大でPPが10までしか溜まらないシャドウバースでは、そもそも使うことすらできません。
しかし、次元の超越はスペルを1つ使うごとに、1コストずつ使用コストが下がっていくのです。
これをブーストするカードもあるのですが、上手く手札が回っても、次元の超越の使用可能ターンは7ターン程度だと言われています。
つまり、5~6ターン目には勝負を決めてくるアグロ(速攻)には壊滅的に弱いわけです。
しかも、次元の超越を主軸にしたデッキは、その特性上、ほとんどがスペルカードになります。
スタッツの高い1体を処理することは得意なんですが、横に並ぶと、かなり弱いという特性も……
そこで思いました。
「これって、序盤しのぎ切って最後にワンショットすればいいんじゃね?」
って。
じゃあ、魔海だね!
って。
デッキレシピ
普通の秘術とは大分違う構成ですね。
もちろん、魔海&超越のシナジーは絶対です。
先ほど説明し忘れましたが、なぜ魔海と超越の相性がいいのか、という基本的な問題。
魔海はニュートラルカードとクラスカードを1枚ずつ0コストにすることができます。
これによって、たとえスペルブーストを1度もしていなくても、次元の超越が0コストで撃てるわけです。
魔海自体6/6のスタッツを要していますので、例えばイスラフィールを出して、超越を撃った場合。
相手に守護がいなければ
魔海の6点+イスラフィールの8点+効果で2点……ということで16点もの点数を加えることができます。
そして、このシナジーに関わるカード以外も細かく調整しています。
例えば、今ではあまり採用されないエンシェントアルケミストを入れているのは、防御によった構築にするためです。
逆に禁忌の研究者が入っていない理由としては、環境にそこまでドラゴンが食い込んでいないことが原因です。
ニュートラルビショップやネフティスに対抗するのであれば、レヴィや破砕の禁呪などで全体除去を優先したほうがいいというわけですね。
タイムレスウィッチはアグロ対策です。
これが1枚あるだけで、アグロの動きを止めることができるので、かなり有用な1枚です。
では、次からは回し方を紹介しましょう。
回し方
マリガン
シナジーに至るまでにはかなり時間があります。
なので、最初からパーツをキープしておく必要性は皆無に等しいです。
むしろ、相手の動きを止めることのできる除去カードである「炎熱の術式」や「お菓子の家」
後攻であれば古き魔術師・レヴィ。
相手が遅そうなデッキであれば魔道図書館。
ロイヤルなどが相手であれば虹の輝き。
など、状況に応じたマリガンを意識してください。
環境トップのデッキのように、動きに定石があるわけではありませんので、臨機応変に手札交換しましょう。
序盤
中盤~終盤につなげるためにも、できるだけ顔面へのダメージは減らしておきたいです。
なので、炎熱の術式やお菓子の家、虹の輝きなどで、相手のフォロワーをこまめに処理していきましょう。
中盤
ここでも相手の盤面をなるべく空にすることを意識しましょう。
ただし、最後のリーサルのためにも、できれば進化権を1つは残しておきたいところです。
とはいえ、進化権を使わなければ処理できない場合も多いので、そういったときは、躊躇なく進化権を切っていきましょう。
終盤
コンボでのリーサルを狙います。
これ以外の勝ち筋はないに等しいので、ここまでの流れを組み立てられるかが、勝負の分かれ目になってきますね。
魔海の女王で下げる対象は、もちろんですが「次元の超越」+「ルシフェル」or「イスラフィール」です。
もしも、リーサル圏内でなくても、除去目的で撃ってしまっても、正直構わないと思います。
相手によりますが、大型フォロワーが2体並んでいる状態をひっくり返せないことも多いですからね。
というわけで、今回は魔海土超越の紹介でした。
では~